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>活動予定・報告 >平成15年度の活動 >研修会(3月7日)
平成15年6月23日、曲金の法蔵寺さまを会場に、ボランティア委員会主催「共に生き、共に学ぶ~地域社会で考えるこれからの防災とお寺の役割」という演題で、長野県松本市の茅野俊後師を講師としてお迎えし、講習が行われました。
このように、参加者の頬に、赤・青・桃色などの色を付け(なに色を塗られたかは本人には分からない)、言葉を使わずに同じ色のグループで集まる、というゲームをしました。
これにより、緊急時にハンディのある人や、日本語が分からない人が、どのくらい大変なのかというのを理解する、というものでした。
さらに1人、「頬に色を塗られなかった」参加者がおり、その人の味わう孤独感・不安感(=緊急時、仲間がいない時の疎外感)についても学びました。
また、様々なところで、同じようなゲームをした時、平均年齢が高い団体ほど、集合する時間が延びるそうです。適応能力が、年齢に従って低下していくのです。
災害に備え、普段から、地域の事を知っておく必要があります。それには、左のような防災マップの作成が効果的です。
地域の地図に、防火水槽・消火栓の位置、ブロック塀のある道(倒壊の恐れ)、逃げられる場所などを書き入れるのです。このようなものを地域の皆さんと一緒に作成しておくとよいとのことでした。
災害時、何といっても、「自分が生きている」事が大切です。救助活動は自分が助かってから。
午後は、研修委員会主催で会員相互のディスカッションが行われました。