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>活動予定・報告 >平成17年度の活動 >ボランティア委員会主催研修会「普通救命講習」(3月)
平成18年3月、ボランティア委員会主催の「救命救急講習」が、各地域単位で行われた。
講習は3時間で、講義と実技が行われた。
まず、応急手当の重要性について話があった。救急車を呼んでから到着するまで全国平均で約6分。
もし、傷病者の呼吸や心臓が止まっており、救急車がくるまで、そのままにしておくと死亡してしまう可能性が高くなる。
救急車の到着を待つ間、人工呼吸や心臓マッサージ、除細動を行うことによって、助かる可能性を高めることができる。
そして、ビデオと実技による、CPR(心肺蘇生法)の講習が行われた。
傷病者を発見したら、「傷病者発見!周囲の状況よし!大出血なし!」などと大きな声で確認する。
意識の確認、救急車を呼んでもらう、AEDを持ってきてもらう、気道の確保、呼吸の確認、人工呼吸、循環サインの確認、心臓マッサージ、と進むが、そのたびに、「呼吸なし」「心臓マッサージ」など大きな声で確認しながら行う。これはミスを防ぐだけでなく、声を出すことで自分の気持ちを落ち着かせる意味もある。
その後、AED(自動体外式除細器)の使い方の講習を受けた。
AEDは、現在設置している施設は少ないが、今後増えていくという。
使い方は、講習さえ受けていれば、とても簡単なものだった。
最後に修了証を頂いて終了した。
中部地区の救命救急講習の様子。
3月24日、瑞光寺様と、石田消防署の2ヶ所に分かれて講習が行われた。
瑞光寺様での講習
石田消防署での講習
西部地区の救命救急講習の様子。
3月2日、焼津市消防防災センターにて講習が行われた。
東部地区の救命救急講習の様子。
3月13日、延命寺様において、富士西消防署の救急隊の方々にお越しいただき、講習が行われた。