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>活動予定・報告 >平成20年度の活動 >研修旅行 全曹青定例総会(5月14日~16日)
平成20年5月14日から5月16日の日程で、全国曹洞宗青年会定例総会・研修会の参加と会員の親睦を図るため、北海道研修旅行を行いました。研修旅行には会長を始め13名が参加し、札幌市中央寺専門僧堂で行われた研修会・総会には第一曹青から15名が参加しました。
第1日目(5月14日)
羽田空港より新千歳空港に到着後、中央寺様へ直行し、高橋会長は午後3時より全曹青の評議員会に出席しました。他の会員は午後5時より全曹青中央研修会「蝦夷錦(えぞにしき) ~アイヌ文化の継承と発展」に参加しました。また、午後7時から札幌ロイヤルホテルで開かれた懇親会には数名が出席し、普段なかなか会うことができない僧堂時代の仲間や全国の青年僧と交流、親睦を図りました。
第2日目(5月15日)
午前10時より中央寺様にて平成20年度全国曹洞宗青年会定期総会に参加しました。全曹青で監事の任に就いている当会会員が、議事の途中で会計監査の発表をしました。全曹青のよく準備された議事進行の仕方は非常に参考になり、様々な面において今後我が第一曹青の総会にも活かされることでしょう。
総会後に三重県曹洞宗青年会和太鼓僧伽「鼓司(くす)」による「悟りの岸へ―雲の行くまま 水の流るるままに―」の演奏がありました。和太鼓奏者・服部博之氏と九名の太鼓奏者、他七名の演者による演奏は、散華の偈・般若心経の演出に始まり、二年半練習してきたという和太鼓の演奏へと続きました。その演舞は一挙手一投足が一糸乱れず、合計十張の太鼓から連打される音の迫力には、参加者一同が圧倒され、固唾を飲んで見守り、最後には大喝采を送りました。
午後6時より第一曹青から総会に参加した15名全員が集まり懇親会を開きました。今回全曹青の総会に参加した感想や現在の第一曹青の問題点など白熱した議論も飛び交いました。
第3日目(5月16日)
午前9時にホテルを出発し、小樽観光に向かいました。途中札幌の市場に立ち寄り、各々自坊に海産物のお土産を買いました。小樽ではガラス細工の工芸品の店が綺麗に立ち並ぶ街を散策し、昼食をとりました。
その後、新千歳空港に向かい、空路羽田空港に到着後、バスにて無事に帰静しました。
【研修旅行の感想】
西部地区 O澤S樹
全曹青の総会に出席することによって各地の曹青が、どのような活動・布教をされているかが良くわかりました。
今回は、会場内に展示室があり、より、わかりやすくなっていました。三重曹青の太鼓もすばらしかった。
アイヌの方のお話も、昔の信仰についてや、差別の問題など知ることができ、いろいろと考えさせられました。
日頃あまり接することのない全曹青の会合の内容にも接することができ全曹青の中心というか、細かいところまでを身近に見ることができたような気がしました。
もう少し、前もって総会の内容を知ることができれば、発言などもでき、もっと深く全曹青に接することができるかなと思いました。
道内寺院散策も、地方によってお寺のつくり、お墓のつくりが違うことが見られ不思議に思いました。
雪の降る地と、そうでないだけで大きく違っているようです。市内を歩いてみると、大きなお寺も多くあり地元よりも高さを感じました。他にも歩いているだけで、他の地元ならではの信仰もみられました。
静岡第一曹青会員どうしの親睦も、地元の地区以外の方と同行することによって、いつもより深くでき、すばらしかったと思います。
このような企画を作っていただき、関係の方々には感謝しております。
(※個人情報保護のため、名前はイニシャルにしました。広報委)