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平和祈念托鉢・震災復興祈念托鉢(11月11日)

道中安全諷経

道中安全諷経の様子

多額な浄財が寄せられました。

托鉢の様子

「戦災精霊供養御和讃」

戦災精霊供養御和讃の様子

配布したティッシュ

配布したティッシュの写真


【趣意文】
 現今の世界情勢においては、戦争・地域紛争・テロリズム等の武力・暴力の行使によって、かけがえのない多くの命が失われ、残されたご家族に耐え難い悲しみを与え、また世界中の人々にも様々な不安がもたらされています。
 有史以来、戦争や紛争は、多くの人々を巻き込み、犠牲にし、また貴重なる文化的遺産をも破壊し、幾度となく国土を荒野と化して参りました。このような、 いつの時代でも正義の名において繰り返し行われた人間社会の愚かな所業は、一体何をもたらすというのでしょうか。真の平和は、争いによってもたらされるこ とは決してあり得ません。未だに武力紛争のない世の中を実現できないでいる世界情勢がそれを物語っております。
 我々曹洞宗静岡県第一宗務所青年会は、曹洞宗宗門の宗旨である一仏両祖のみ教えにしたがい、争いのない慈悲と寛容に満ちた世界を実現すべく、仏教徒とし て、いかなる社会においても「反戦」「非戦」を広く社会に呼びかけ、強く希求するものであります。62億の地球市民がかかえる矛盾は無尽であります。それ に比べ我々凡夫の力はあまりにも非力であります。けれども私たちは、倦む(うむ=あきる。長く続いていやになる)ことなく、止むことなく、「争いのない社会」の実現を愚直にも信じ続け、「真の平和」への願いを発し続けねばならないのであります。 以上の趣旨を広く世間に謳(うた=強く言う。強調する)い、様々な活動を通じて、当会会員に限らず、宗門内外に賛同を呼びかけ、恒久なる世界平和を祈念するものであります。

2003(平成15)年9月1日
曹洞宗静岡県第一宗務所青年会

※本文中の()は広報委註 小学館「国語辞典」より


 平成23年11月日午前10時から12時まで、静岡駅北口地下広場にて本会会員30名にて、恒例の平和祈念托鉢に併せ東日本大震災支援托鉢を行いました。当日はあいにくの荒天で市街地の街宣行列は中止となり、地下広場でのみの托鉢、広宣活動となりました。淨財43,465円はSVA(シャンティボランティア会)の東日本大震災復興基金へ寄付しました。

【会員のコメント】
春の大震災以来の托鉢でしたが…
東日本大震災で被災した方が『時間が経って忘れられる事が不安だ』と言っていたのを思いだしました。 震災だけでなく世界各国であらゆる災害が今現在もある事を今一度認識し平和を祈念し継続していく事が大事であると感じました。今日は雨降りで特に寒く托鉢姿での修行は大変であったと思います。お疲れ様でしたm(__)m  (中部D.A)

 雨の中静岡県第一宗務所の青年部の僧侶が積極的に集まり行いました。 まだ消えない爪跡を感じながら街行く皆さまには多大なる協力の元募金に協力していただき感謝しています。(西部S.A)

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