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2月15日は、お釈迦さまがお亡くなりになったご命日で、「涅槃会(ねはんえ)」といいます。
「涅槃」とは昔のインドのことばで、「ニルヴァーナ」といって、「吹き消す」とか「消える」という意味に漢字をあてはめたものです。
お釈迦さまがお亡くなりになって、おすがたがお消えになったので「涅槃会」とよぶようになったのです。
涅槃会には、多くのお寺で、「涅槃図」という大きな絵図をかかげておまつりします。
涅槃図には、お亡くなりになったお釈迦さまを中心にして、多くのお弟子たちや、お釈迦さまのお母さま、そしてたくさんの鳥、けもの、虫までがなげき悲しんでいる様子が描かれています。
そして涅槃団子を供え、お釈迦さまの最後の説法を集めたといわれる「仏垂般涅槃略説教誡経」(ぶっしはつねはんりゃくせつきょうかいきょう)(=「仏遺教経」(ぶつゆいきょうぎょう))というお経を読みます。
涅槃図解説