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>観光情報 >駿河國焼津七福神めぐり >海蔵寺 大黒尊天 ~五穀豊穣~
ご本尊地蔵菩薩は、明応9年(約500年前)焼津港城之腰海岸から、漁夫の網によって出現、当山に寄せられ、奉安せられたものである。坐像1メートルの木像で、毘首羯魔天の作と伝えられ、巷間「こがわのお地蔵さん」と親しく呼ばれ、所願満足の霊験あらたかなところから、古来より、あらゆる心願の方々の参詣絶えず、今日に及ぶ。
お釈迦様が入滅されてから、やがて末法の世となり、56億年経って、ミロク菩薩がこの世に出現して苦しむ人々を救われるという信仰があるが、お地蔵様は其の仏のない世界にお出になって、六道の罪に苦しむあらゆる人々を広く救おうとお誓いになった。
地蔵菩薩本願経に、この菩薩の形像をまつり、礼拝供養すれば、諸難をまぬがれ、心願必ず成就すると説かれている。
当山地蔵尊には、子育・息災延命を祈り、亡くなれば初盆供養に参り、海中出現に因んで漁業の信仰あついなど、あらゆる心願の方々が参詣されているのもその故からである。
御真言
おんまかぎゃらやそわか